4月30日(日・祝)に開催された「第8回 おおさき鳴子温泉 菜の花フェスティバル」に行ってきました。
東日本大震災で被災された方達を癒し励ますために2011年から毎年開催され、今では復興から発展・振興を目指して地元に根付いてきたイベントです。
川渡地区の江合川河川敷、約4ヘクタールに咲き誇る菜の花は、遅い東北の春のあたたかさや喜び・笑顔を、来場者した多くの人々に与えていました。
「NPO法人しんりん」さんが馬引きサービスをしていました。横浜のモンベルのイベントでお会いした松山さんも昼休み返上で頑張っていました。
こけし工人の早坂利成さんが、こけしの絵付け体験コーナーで絵付けの指導をされていました。
たくさんの子供たちが参加。
早坂さんは、子供にもわかりやすいように、でも本格的に説明をされていました。
紙に何度も練習するタイプ、いきなりこけしに迷いなく筆をいれていくタイプ、
みんなそれぞれ、思い思いにこけしを表現していきます。
通常の絵付け体験では、線もフリーハンドで描くのですが、ここでは二人挽きろくろを使った線を描かせるところまで体験できました。
描いた後は、ロウで光沢を出します。
かつて使われていた二人挽きろくろはかなりきつい作業ですが、子供たちもろくろを引いて自分のこけしを仕上げていました。
子供たちは、菜の花をバックに出来上がったこけしを手に笑顔で写真撮影をしていました。
写真がありませんが、会場内ではステージイベントや大崎のおいしい味覚、馬や羊とのふれあい、消防車など働く車の体験など、家族で一日楽しめるイベントでした。
フェスティバル自体は1日だけで終わりですが、菜の花は5月中旬ぐらいまで楽しめるそうです。