5/3(木)に、「鳴子ダム すだれ放流直下見学ツアー」に参加してきました。
前日は、オープニングセレモニーでダムの上からすだれ放流を見ましたが、今度は普段は入れないダムの真下からすだれ放流を見学できます。
例年、秋の紅葉の時期に行っていましたが、今年はすだれ放流の時期の5/3(木)~5(土)にもツアーがあり参加しました。
まずは、日本こけし館のある鳴子公園に集合。鳴子温泉の街並みも一望できる高台にあり、春は桜、秋は鳴子峡の紅葉も見下ろせる場所です。
ここからマイクロバスに乗り、普段は立ち入れないフェンスの向こうに侵入します。
約10分、ダム建設中は資材置き場だったという杉林の横を通り、スタート地点に到着。
ここから先は徒歩になります。
ガイドの遊佐さんと合流。遊佐さんは普段は川渡で「旅館ゆさ」をされています。
新緑の中、ダムまでの約1.2kmをゆっくり歩きます。
放流がないときは、川の水は枯れて、曲がり角に三日月湖だけが残るそうです。
遠くにダムのすだれ放流が見えてきました。
ダムに近づいてくると、ところどころ建設当時の痕跡があります。
放水用トンネル
ダム直下に到着。下から見るダムはまた違う迫力です。
ダム管理所の方が、小さな噴水を作ってくれています。
後ろの方に写っているコンクリート部分は後から農業用の排水路に増設した発電機で、この建設の為に今回のツアーの道が整備されたとのこと。
往復で1時間ちょっとのツアーですが、普段は入れないところに入れた貴重な体験でした。
秋は、もう少し散策する距離を増やすようなツアーも検討しているとのこと。楽しみです。